ぶっしんにげんろん ⑥①- 意味
読み方:
意味携帯版
- 【物心二元論】
⇒心身二元論(シンシンニゲンロン)
- ぶっしん-にげんろん [6] [1] - [2] 【物心二元論】 心身二元論
- しんしんにげんろん 【心身二元論】 物(身体)は延長を本質とし,心(精神)は非延長的な思考を本質とするから,両者は異質な二実体であるとするデカルトの説。物・心の間の依存関係や相互作用が説明できないという難点がある。物心二元論。 →機会原因論 →並行論
- しんしん-にげんろん [6] 【心身二元論】 物(身体)は延長を本質とし,心(精神)は非延長的な思考を本質とするから,両者は異質な二実体であるとするデカルトの説。物・心の間の依存関係や相互作用が説明できないという難点がある。物心二元論。 機会原因論 並行論
- にげんろん 【二元論】 〔哲〕 〔dualism〕 物事を相対立する二つの原理または要素に基づいてとらえる立場。神話や宇宙論における光と闇,陰と陽,哲学における形相と質料,現象と本体,宗教や道徳における善と悪,など多くの思想領域に見いだされる。西洋近代では,精神と物体を二実体ととらえるデカルトの物心二元論ないしは心身二元論が近代哲学を特徴づける枠組みを与えている。 →一元論 →多元論 →心身二
- りき-にげんろん [4] 【理気二元論】 程頤(テイイ)の説を受け継いで朱熹(シユキ)が大成した宋学の形而上学的原理。物質を形成する素材およびその運動を気ととらえ,気を統制する原理であり,その運動に内在して全存在を貫く根拠となり,人間にあっては道徳原理となるものを理として,理気二元により存在の構造を解明する。
- りきにげんろん 【理気二元論】 程頤(テイイ)の説を受け継いで朱熹(シユキ)が大成した宋学の形而上学的原理。物質を形成する素材およびその運動を気ととらえ,気を統制する原理であり,その運動に内在して全存在を貫く根拠となり,人間にあっては道徳原理となるものを理として,理気二元により存在の構造を解明する。
- れいにくにげんろん ①- 【霊肉二元論】 〔哲〕 心身関係の問題において,心(霊)と肉体とをそれぞれ独立の実体と考える説。この論においては多くは霊を善と考える。プラトンらが代表的。
- にげん-ろん [2] 【二元論】 (哲) (dualism) 物事を相対立する二つの原理または要素に基づいてとらえる立場。神話や宇宙論における光と闇,陰と陽,哲学における形相と質料,現象と本体,宗教や道徳における善と悪,など多くの思想領域に見いだされる。西洋近代では,精神と物体を二実体ととらえるデカルトの物心二元論ないしは心身二元論が近代哲学を特徴づける枠組みを与えている。 一元論 多元論
- げんろん 【言論】 言葉によって意見や思想を公表すること。話したり書いたりした意見。 ; 【原論】 その分野で最も根本的な理論。また,それを論じた著作。
- たげんろん 【多元論】 〔哲〕 〔pluralism〕 (1)世界が唯一の原理から成り立つと考える一元論に対して,相互に独立な二つ以上の根本的な原理や要素によって世界をとらえる立場。 (2)ある対象領域を説明する複数の異なる理論が共存することを認める考え方。 →一元論 →二元論
- きしんろん 【起信論】 「大乗(ダイジヨウ)起信論」の略。
- しんろん 【新論】 新しい論文や論説。新しい考え。新説。
- むしんろん 【無神論】 〔atheism〕 (1)神の存在を一切否定する考え方。 ⇔有神論 「―者」 (2)狭義の有神論,すなわち神は唯一絶対の人格として世界を超越するとする一神論・人格神論に対して,多神論・汎神論あるいは理神論などの神把握をいう。
- りしんろん 【理神論】 〔deism〕 一七,八世紀ヨーロッパの啓蒙主義時代の合理主義的な宗教観。世界の創造者として神を認めるが,神が世界の出来事に関与することは信じない。聖書批判・比較宗教への道を開いた。自然神論。
- さん-ぶっしん [3] 【三仏身】 「三身(サンシン)」に同じ。